PERSON社員を知る
努力の跡が残る仕事。
現場にも足を運びながら、
お客様の要望を実現。
設計部
K.Sさん / 2007年入社
設計部は
どんな仕事をしていますか?
ビルやマンション、倉庫、学校など、さまざまな建物の窓やカーテンウォールの施工図を作成しています。札幌市内の観光施設など、皆さんが目にするものも担当してきました。
工事を受注したら、まず建物の設計図をもとに、その壁にどのような窓をどのように納めるかを図面として起こします。施工現場の担当者と打合せをして工事に入った後も、何か問題があればそれを解消して、窓をぴったり納めるように対策を考えます。
会社のデスクで設計をしている時もあれば、現場を実際に見て打合せをする場面も多いです。
仕事をする上で意識していること
大変なことは何ですか?
デザイン性の高い建物の場合は、窓やカーテンウォールも特殊な設計・施工が必要になります。例えば、壁面が曲線になっていたり、建物の形が斜めや三角だったりすると、計算方法が変わってきます。
親会社にお願いして3Dパースを描く場合もあり、それを平面の図面にするために、頭をひねって考えます。デザインと同時に、耐久性も考慮しなければなりません。サッシやカーテンウォールは当社の製品を使いますが、特殊なご要望の場合はオーダーメイドで作ることもあります。
1日の流れを
教えてください。
- 08:20
- 出社
- メールチェック、スケジュール確認。
- 08:45
- 担当物件の図面の作図及び訂正
- 基本的に日中はCADでの製図作業。
- 10:30
- 電話での問い合わせ
- 現場の休憩時間などを考慮して電話で連絡。
電話・メールだけでは伝わらない場合、必要があれば現場で実際に見ながら相談。
問い合わせ・打ち合わせ内容を図面に反映。
- 13:00
- 作図・訂正作業
- 引き続き製図作業。
現場からの質疑事項や、製作依頼などがある場合は図面を作成し手配。
- 17:00
- 施工担当者との打ち合わせ
- 特に担当現場での問題や変更などがあった場合は担当者と今後の対応について協議。
その内容を図面に反映させ、今後の施工図面として提出。
- 18:00
- 退社
この仕事の魅力は何ですか?
自分が設計に携わった物件が残るところが最大の魅力ですね。完成した建物を見た時に、窓が納まっている様子を見て感慨深く思ったり、「あのカーテンウォールは苦労したな」などと振り返ったりしています。
お客様から要望された窓やカーテンウォールが、製品の寸法の都合や防火設備の問題で実現できない場合、代替案を探し、「こちらならどうですか」と提案できるようになった時は、自分の成長を感じます。仕事に慣れると製品のバリエーションも頭に入りますし、さまざまな建物と窓を扱うことで経験が増え、素早く代替案を見つけられるようになったと思います。
就職を考えている方へ
メッセージをお願いします。
設計部では各自がそれぞれ担当を持って仕事をしており、落ち着いた雰囲気の中で自分のペースで設計に集中できるのが、この職場の良いところです。また、建物への窓の納め方は多種多様ですが、上司や先輩は知識も経験も豊富なので、日常的に気軽に相談できる環境です。
私は高校・専門学校で建築のデザインを中心に学び、建物の意匠に大きく影響する窓に関心を持ち当社に入社しました。同じように建築デザインに興味がある方は、ぜひ挑戦してほしいと思います。
インタビュー実施日:2023年3月15日